ICT施工とは
国土交通省では、建設現場における生産性を向上させ、魅力ある建設現場を目指す取り組みであるi-Construction(アイ・コンストラクション)を進めています。この取り組みの一つが「ICT技術の全面的な活用」です。
ICT(Information and Communication Technology)とは、情報通信技術のことです。従来2次元で管理していた測量データ・設計データを3次元データを活用する事で建設現場における測量・設計/施工計画・施工・検査など、全てのプロセスにおいて生産性の向上・省力化を図ります。
たとえば、測量ではドローン(UAV)や3Dレーザースキャナーなどの測量技術により、広範囲の測量を数十分で行う事ができ、施工ではマシンガイダンス(MG)、マシンコントロール(MC)機器搭載のICT建機を活用することにより、検測作業・手直し作業の削減が可能です。
ICT施工の導入により、効率化、生産性の向上、安全性の確保が期待されています。